被保険者が業務外の病気やけがで仕事を休み給料が受けられない場合、条件を満たせば「傷病手当金」の支給を受けることができます。給料が受けられる場合でも傷病手当金より少ない場合は差額が支給されます。
以下の4つの条件にあてはまれば、給付を受けられます。
業務外の病気やけがで療養中
いままでの仕事につけない
連続して4日以上仕事を休んだ
給料が受けられない
1日につき「直近の継続した12ヵ月の標準報酬月額の平均の30分の1」の3分の2相当額が支給されます。
支給を受け始めてから通算1年6ヵ月の範囲
令和4年1月より、傷病手当金の支給期間が通算化されました。1年6ヵ月の支給期間の間に出勤等で不支給となった期間がある場合には、不支給になった期間の分だけ支給期間が延長され、通算して1年6ヵ月まで傷病手当金の支給を受けることができます。